『さすが!と言われる ビジネスマナー完全版』ほか

ビジネスマナーを知る・仕事の効率化をはかる

まもなく4月、別れと出会いの季節です。今月初頭からは就活も解禁されましたね。
今回は、ビジネスマナーを中心とした本を紹介したいと思います。就職活動中の方、4月から新たに働き出す方、現在働いていて仕事への取り組み方を見直したい方、みなさんにおすすめの実用書です。

『 さすが!と言われる ビジネスマナー完全版』

オールカラーでイラスト・図解が豊富であり、視覚的にわかりやすい、実践的な良書です。この本に目を通せば、ひととおり重要ポイントはチェックできるでしょう。単に「こうすべきだ」というのではなく、「何のために誰のためにそうするのか」という点がきちんと書かれている分、記憶に残りやすいと思います。

目次と内容は以下のとおりです。

第1章 ファーストイメージUP術
全体の身だしなみ、靴・ネクタイ選び、メイク…まずは会社の「顔」としての印象アップを目指します。

第2章 研修いらずの社内業務&マナー
あいさつ、報連相、スケジュール管理…関係者が気持ちよくスムーズに仕事をするために存在するのがビジネスマナーです。

第3章 ものおじしない会話術
会社の代表として目的を達成するためにどう会話を進めるか。難しく考えすぎず、コツを学びます。

第4章 接客・訪問に役立つ対顧客マニュアル
来客の案内、席次、お茶の出し方、アポの取り方に名刺交換…ケース別に段取りとマナーを紹介。

第5章 コツが凝縮 ビジネス文書作成法
社内文書と社外文書では、目的や構成のポイントが異なります。メールやFAXなどは、メリット・デメリットを理解して使い分けるのが大切。

第6章 恥をかかない冠婚葬祭(ビジネス版)
会社の一員として結婚披露宴や葬儀へ行くこともあるでしょう。ビジネスマンとしての冠婚葬祭の基本を知ります。

大部美知子『ゼロから教えて 電話応対』

電話応対が苦手という方は多いのではないでしょうか。声だけでお互いに表情が見えない分、なかなかに難しいものがありますよね。『ビジネスマナー完全版』第3章にも電話応対の基本は掲載されていますが、もっと特化した内容を読みたい方におすすめなのが『ゼロから教えて 電話応対』です。

電話の基本的な受け方・かけ方、クレーム対応などが、具体的な流れに沿って書かれているので、たいへん参考になります。例えば、相手が不在の場合、伝言を残す場合、道案内をする場合、英語で電話がかかってきた場合などです。さらに、クレームに関しては苦情の内容に分けてシーン別にロールプレイできるようになっています。電話応対時によく使うフレーズ集一覧もあり、かゆいところに手の届く一冊です。

また、同シリーズの『ゼロから教えて 接客・接遇』も良書です。人と接するというのは、どのような業界・職種でも欠かすことができません。接客業の方に限らず、コミュニケーションの心得として、読んでおいて損はない本であると思います。

『できる大人のモノの言い方大全』

言わずと知れたフレーズ事典。シチュエーション別のボリュームの多さが魅力です。

各章のキーワードは、1.社交辞令、2.聞き方・頼み方、3.断り方・謝り方、4.気遣い、5.もてなし上手、6.ほめ方、7.常識力、8.自己主張、9.いい人間関係、10.会議・電話。

敬語に慣れてきたらプラスアルファで覚えておきたい表現が中心です。ちょっとした言いまわしひとつで印象が大きく左右されることがよくわかります。ニュアンスって大切ですね。

仕事の種類を知る

以下では、これから就きたい職業について考えるきっかけとなるような本を紹介します。

村上龍『新 13歳のハローワーク』

ミリオンセラー『13歳のハローワーク』に89職種を追加した改訂版。はまのゆかさんのイラストがとても親しみやすいです。自身の関心に応じて様々な仕事をチェックしていきましょう。10代だけでなく、大人でも興味深く読めると思います。

公式サイトの内容も充実しており、「好き」「分野」「職業名」「ランキング」などで職業検索をすることができるほか、実際に仕事に従事している方のインタビューなども読むことができます。

『資格取り方選び方全ガイド』

こちらもロングセラー。実用性の高い経営・IT関係の公的資格から趣味の検定まで、網羅性の高さが魅力の資格ガイドです。受験者の知りたい各種情報がコンパクトに収まっている一冊。

なるにはBOOKSシリーズ

ある程度就きたい仕事の方向性が固まっているなら、こちらがおすすめ。100点以上刊行されているシリーズです。一職業一冊ですので、上記の本では物足りない情報も掘り下げることができます。

『日本の給料&職業図鑑』シリーズ

タイトルから受けるイメージに反して、ゲームキャラクターのようなイラストが目を引きます。それぞれの仕事をファンタジー風に紹介している、ちょっと変わった職業ガイド。RPG好きの方なら、眺めているだけで楽しいと思います。情報量は普通ですが、切り口が斬新なシリーズです。

おわりに

何事も実際に経験するのが一番でしょうが、ビジネスマナーなどは「こういうことをすればいいんだな」と事前に知っておくだけでも、ずいぶん気が楽になると思います。
年度の変わり目というのは緊張する場面が多いものですが、無理は禁物。肩肘を張りすぎずほどほどに行きましょう。