ミステリー・サスペンス連城三紀彦『戻り川心中』 『戻り川心中』は、花をモチーフとする短篇ミステリー〈花葬〉シリーズの一作品。『このミステリーがすごい! 2015年版』「オールタイム・ベスト国内短編ミステリー」において堂々の第1位を獲得するなど、高い評価を得ています。 あらすじ ...ミステリー・サスペンス
ミステリー・サスペンス倉知淳『猫丸先輩シリーズ』 概要 『猫丸先輩シリーズ』は、小柄で童顔、仔猫のような丸い目をした三十男、猫丸を探偵役とする作品群。職を転々としているフリーターである彼が、行く先々で事件に巻き込まれる(というより自ら首を突っ込んでいく)のがお約束です。 ...ミステリー・サスペンス
ゲームゲームで裁判員体験!『有罪×無罪』 『有罪×無罪』は、2009年にバンダイナムコから発売されたニンテンドーDSのゲーム。一昔前の作品ではありますが、推理ゲーム好きの方には一度はプレイしてみてほしい、隠れた名作です。 概要 本作のジャンルは「裁判員推理ゲーム」。プ...ゲーム
ミステリー・サスペンスジョン・ディクスン・カー『三つの棺』ほか 今回は、雪が降る時期にぴったりな内容のミステリー作品をご紹介します。 ジョン・ディクスン・カー『三つの棺』 あらすじ 2つの不可解な事件の発端は、謎の奇術師フレイの出現だった。 現場の1つであるグリモー教授宅では、...ミステリー・サスペンス
SFウィリアム・ギブスン『ニューロマンサー』ほか 今回ご紹介するのは、サイバーパンク、仮想現実(バーチャルリアリティー)、夢等の「もうひとつの現実」をモチーフとするSF作品。前回紹介した『ユービック』がお気に入りだという方は、以下の作品も好みに合うのではないかと思います。 ウィリア...SFSF
ミステリー・サスペンス小栗虫太郎『黒死館殺人事件』ほか 今回ご紹介するのは、日本ミステリー界の〈三大奇書〉※と呼ばれる三作品です。通常の推理小説の型から外れた作風ゆえ、いわゆるアンチミステリーに分類されています。 ※竹本健治著『匣の中の失楽』を加えて〈四大奇書〉とする場合もあります。 ...ミステリー・サスペンス
ゲーム将棋×ミステリー×アドベンチャー『千里の棋譜』 『千里の棋譜~現代将棋ミステリー~』は、将棋を題材にしたアドベンチャーゲーム。元はアプリゲームでしたが、2020年2月に家庭用ゲーム機向けにリメイクされ、ボリュームアップして再登場しました。 現在では、Nintendo Switch...ゲーム
児童文学エーリヒ・ケストナー『エーミールと探偵たち』 『エーミールと探偵たち』は、『飛ぶ教室』や『点子ちゃんとアントン』で知られるドイツの作家エーリヒ・ケストナーの代表作のひとつです。大都会ベルリンを舞台に、少年たちが追走劇を繰り広げます。 あらすじ ベルリンに住むおばさん一家の...児童文学
コミック加藤元浩『Q.E.D.―証明終了―』 『Q.E.D.―証明終了―』は、高校生コンビがさまざまな事件に挑むミステリー漫画。理数系の話題がよく取り上げられている点も特色で、前回紹介した『数の悪魔』とも共通する数学雑学が多くみられます。 タイトルの由来でもある「Q.E.D.」...コミック
近現代文学夢野久作『瓶詰地獄』『何んでも無い』 今回は、手紙形式で書かれた短編二作品をご紹介します。自らの行為によって天国から地獄へと堕ちていく登場人物の姿には、いろいろと考えさせられるものがあります。 『瓶詰地獄』 ここでは、ストーリー面の感想よりも時系列問題等に焦点を当...近現代文学
ミステリー・サスペンス宗田理『ぼくらの七日間戦争』 今回紹介する『ぼくらの七日間戦争』は、2018年『小学生がえらぶ!“こどもの本”総選挙』第8位にランクインしたほどのロングセラー作品です。角川文庫版のほか、角川つばさ文庫、ポプラ社からもシリーズが刊行されています。 最初の出...ミステリー・サスペンス
ミステリー・サスペンスハリイ・ケメルマン『九マイルは遠すぎる』 『九マイルは遠すぎる』(The Nine Mile Walk) は、寡作な作家ハリイ・ケメルマンによる珠玉の短編集。表題作を含め、全8作品が収録されています。探偵役は、英文学教授のニコラス(ニッキイ)・ウェルト。いわゆる安楽椅子探偵に分類...ミステリー・サスペンス