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ポール・ギャリコ『ほんものの魔法使』

今回ご紹介するのは、『雪のひとひら』『猫語の教科書』などで知られるポール・ギャリコ作のファンタジー『ほんものの魔法使』(原題:The Man who was Magic)です。 あらすじ 世界中の奇術師・手品師が集まる秘密都市...
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ミハル・アイヴァス『もうひとつの街』

『もうひとつの街』は、チェコの作家ミハル・アイヴァスの代表作の一つです。主人公は、冬のプラハで幻想の世界へと足を踏み入れます。ここでは、他作家の作品もからめつつ、本作のストーリーを紹介していきたいと思います。 あらすじ すべ...
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ショーン・タン『遠い町から来た話』

今回は、オーストラリア生まれの作家ショーン・タンの『遠い町から来た話』(原題:Tales from Outer Suburbia)をご紹介します。 タイトルと作品の構成について 原題にあるsuburbiaというのは「郊...
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クラフト・エヴィング商會『クラウド・コレクター』

クラフト・エヴィング商會は、吉田浩美・吉田篤弘ご夫妻のユニット名。お二人はデザイナーとしても活躍されているため、著作の装丁や挿画がストーリーに合わせて凝った仕上がりになっているのも魅力のひとつです。 今回は、そんなクラフト・エヴィン...
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ミヒャエル・エンデ『鏡のなかの鏡―迷宮』

作品紹介 『鏡のなかの鏡』は、ミヒャエル・エンデが贈る大人向けのファンタジーです。連作短編で30の話からなり、似た人物やモチーフが繰り返し登場するのが特徴です。ちなみに作中の絵は、ミヒャエルの父でシュルレアリスムの画家エトガルによる...