ファンタジー

近現代文学

イタロ・カルヴィーノ『見えない都市』

概要 『見えない都市』(原題:Le città invisibili)は、イタリアの作家イタロ・カルヴィーノの作品です。 空想都市の様相が一人称形式で語られ、各章の最初と最後にマルコ・ポーロとフビライ汗の会話が挿入され...
アニメ

『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』ほか

今回ご紹介するのは、モンスターやおばけの日常を描いた愉快な映画作品です。 『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』 あらすじ 「ハロウィン・タウン」の人気者、カボチャ大王のジャックのおかげで今年のハロウィンも大成功。しかし...
近現代文学

ジョナサン・スウィフト『ガリヴァ旅行記』

今回ご紹介するのは、ジョナサン・スウィフトの風刺小説『ガリヴァ旅行記』(原題:Gulliver's Travels)。 絵本や低学年向けの児童書、映画等では原作後半が省かれていることも多く、小人国ないし大人国までのエピソードしか知ら...
近現代文学

フーケー『水妖記(ウンディーネ)』

今回は、ドイツ後期ロマン派の作家フーケーの小説『水妖記(ウンディーネ)』(原題:UNDINE)をご紹介します。ジャン・ジロドゥの戯曲『オンディーヌ』の原作としても有名な、水の精を主人公とした悲しい愛の物語です。 なお、本記事では岩波...
ファンタジー

ポール・ギャリコ『ほんものの魔法使』

今回ご紹介するのは、『雪のひとひら』『猫語の教科書』などで知られるポール・ギャリコ作のファンタジー『ほんものの魔法使』(原題:The Man who was Magic)です。 あらすじ 世界中の奇術師・手品師が集まる秘密都市...
児童文学

バリー『ピーター・パンとウェンディ』

『ピーター・パンとウェンディ』(原題:Peter and Wendy)は、ジェームズ・M・バリーが自身の戯曲を小説化した作品です。 なお、本作の前身となる小説『小さな白い鳥』(The Little White Bird)や『ケンジン...
児童文学

D.W.ジョーンズ『ハウルの動く城』

今回紹介するのは、ダイアナ・ウィン・ジョーンズ作『ハウルの動く城1 魔法使いハウルと火の悪魔』(原題:Howl's Moving Castle)。宮崎駿監督の『ハウルの動く城』(2004年)の原作小説です。 あらすじ 悪名高い...
児童文学

フィリパ・ピアス『トムは真夜中の庭で』

『トムは真夜中の庭で』(原題:Tom’s Midnight Garden)は、イギリスの作家アン・フィリパ・ピアスの代表作。「時」をテーマにした作品で、児童文学賞の権威であるカーネギー賞を受賞しています。 あらすじ 弟がはしか...
近現代文学

モーリス・メーテルリンク『青い鳥』

『青い鳥』は、ベルギー出身の詩人・劇作家であるメーテルリンク作の童話劇。1911年にはノーベル文学賞を受賞しています。 あらすじ クリスマスイブ、チルチル・ミチル兄妹の部屋に現れたのは、思いがけない客でした。彼女は妖女...
近現代文学

シャミッソー『影をなくした男』

『影をなくした男』(原題:Peter Schlemihls wundersame Geschichte)は、ドイツ・ロマン派の文学者アーデルベルト・フォン・シャミッソー作の中編小説。自分の影を売った男の数奇な人生をメルヘンタッチで描いてい...
児童文学

アリソン・アトリー『時の旅人』

『時の旅人』(原題:A Traveller in Time)は、作者自身の少女時代の思い出と、歴史的事件を下敷きにした物語です。メアリー・スチュアートの処刑につながった「バビントン陰謀事件」(Babington Conspiracy)の数...
ゲーム

地下要塞をめぐる冒険『Creaks(クリークス)』

『Creaks』は、『Machinarium(マシナリウム)』『Samorost(サモロスト)』などで知られるAmanitaDesign(アマニタデザイン)の最新作。美麗な手描きビジュアルと音楽を楽しめるパズルアドベンチャーゲームです。 ...