SF

ホラー

H・P・ラヴクラフト『狂気の山脈にて』

今回紹介するのは、ラヴクラフト作『狂気の山脈にて』(原題:At the Mountains of Madness)。いわゆる「クトゥルフ神話」にまつわる作品のひとつです。 なお、本記事では創元推理文庫『ラヴクラフト全集4』の大瀧啓裕...
SF

フィリップ・K・ディック『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』

『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』(原題:Do Androids Dream of Electric Sheep?)は、フィリップ・K・ディックの代表作のひとつです。ここでは映画『ブレードランナー』(1982年)と比較しつつ、原作小説...
コミック

藤子・F・不二雄『ミノタウロスの皿』ほか

『ドラえもん』や『キテレツ大百科』など、児童向け作品で幅広い世代に知られる藤子・F・不二雄。しかし、大人向けの作品もたくさん発表しています。 今回は、『藤子・F・不二雄 SF短編PERFECT版』や『藤子・F・不二雄 異色短編集』(...
SF

ウィリアム・ギブスン『ニューロマンサー』ほか

今回ご紹介するのは、サイバーパンク、仮想現実(バーチャルリアリティー)、夢等の「もうひとつの現実」をモチーフとするSF作品。前回紹介した『ユービック』がお気に入りだという方は、以下の作品も好みに合うのではないかと思います。 ウィリア...
SF

フィリップ・K・ディック『ユービック』

今回は、『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』の作者フィリップ・K・ディックの代表作の一つをご紹介します。 あらすじ ランシター合作社がマークしていた超能力者が立て続けに行方不明になった。その後、能力者たちは月面に集められてい...
SF

スタニスワフ・レム『ソラリス』

『ソラリス』(旧邦題:ソラリスの陽のもとに/原題:SOLARIS)は、ポーランドの作家スタニスワフ・レムの代表作。映画『惑星ソラリス』の原作小説です。 ※当記事における作中用語の表記は、すべて飯田規和氏による旧訳を参考にしています。...
近現代文学

マーク・トウェイン『アーサー王宮廷のヤンキー』

『アーサー王宮廷のヤンキー』(原題:A Connecticut Yankee in King Arthur’s Court)は、現代のアメリカ人技師が中世ヨーロッパで大活躍するという筋書きのタイムスリップもの。作者は、『王子と乞食』や『ト...
SF

アイザック・アシモフ『われはロボット』

アシモフの短編集『われはロボット』は、古典的名作SFのひとつです。本書には、後進のSF作品のみならず、現実のロボット工学の分野にも強い影響を与えた「ロボット工学三原則(The Three Laws of Robotics)」が登場します。...
SF

ジェイムズ・P・ホーガン『星を継ぐもの』

あらすじ 時は、各国が協力して宇宙開発にあたっている近未来。 月で発見された赤い宇宙服を着た死体──通称「チャーリー」は、どこの月面基地所属でもなかった。それどころか、彼は5万年以上前に亡くなっていたのだ! 内容紹介...
SF

H・G・ウェルズ『タイム・マシン』ほか

先人が思い描いた未来像はさまざまです。その中には理想郷もありましたし、むろん真逆のものも存在しました。ウェルズ作『タイム・マシン』は後者に属し、未来はディストピアとなり果てています。 『タイム・マシン』(Time Machine) ...
ミステリー・サスペンス

西澤保彦『七回死んだ男』ほか

今回は、SFやファンタジーの要素を含む異色ミステリーを3点ご紹介します。 〈ループ×ミステリー〉西澤保彦『七回死んだ男』 あらすじ ときどき同じ1日を9回繰り返す「体質」...
SF

ホーガン『未来からのホットライン』ほか

今回は、『未来からのホットライン』を中心に、ロマンス要素のある時間SFを3作品ご紹介します。ハードSFの長編から恋愛メインの短編まで、それぞれに面白い特色があります。 ジェイムズ・P・ホーガン『未来からのホットライン』 あらす...